
2011年03月16日
【デマに注意!】放射線ヨウ素による被害を防ぐ誤った情報。
【デマに注意!】放射性ヨウ素による被害を防ごうとネットには
市販のうがい薬やヨードチンキなどを飲むことを勧める根拠のない情報が見られますが
絶対にやめてください。
是非正しい情報をッッ!!!
放射線医学総合研究所サイトをご覧ください。
↓
放射線医学総合研究所サイト
携帯ではサイトが見れないかもしれないので、
文章を転載させて頂きました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
福島第一原発の放射能について
分かりやすいように、まとめてみました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆独立行政法人放射線医学総合研究所ホームページ◆
東京都健康安全研究センターのホームページで、
都内での環境放射線測定結果を確認することができます。
2011年3月15日
一般的な除染の方法(水が利用できる方へ)
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関し、
被ばく等の可能性をご心配になられている方は、
先ず、以下のことを行っていただきます様お願い致します。
汚染があったとしても、
以下の処置でかなりの程度放射性物質を洗い落とすことが出来るはずです。
洋服、靴をぬいでビニール袋に入れる。
布やウェットティッシュなどで拭いとる(ふきとった布などはビニール袋に入れて捨てる)。
シャワーが利用できる方は以下のことを行ってください。
1、髪をシャンプーする。
2、顔を洗う。(石鹸、ボディソープ)
3、体を洗う。耳の中、爪の間も洗う(石鹸、ボディソープ)。
4、洋服は洗濯するか、気になるようでしたら捨てるのがよいでしょう。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関し、
被ばく等の可能性をご心配になられている方は、
先ず、以下のことを行っていただきます様お願い致します。
汚染があったとしても、以下の処置である程度の放射性物質をふき取ることができます。
ふき取った後は、汚染が広がることはありません。
1、洋服、靴をぬいでビニール袋に入れる。
2、布やウェットティッシュなどで拭いとる(ふきとった布などはビニール袋に入れて捨てる)。
2011年3月15日
<放射線被ばく等に関するお問い合せ電話番号>
一般の方は、下記番号にお問い合せ下さい。(対応時間:8:30~17:15)
090-5582-3521
090-4836-9386
ただし、回線が十分に確保できていないため混み合うことが予想されますが、ご了承下さい。
ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません。
-インターネット等に流れている根拠のない情報に注意-
平成23 年3 月14 日(月)
独立行政法人 放射線医学総合研究所
放射性ヨウ素が大量に体の中に入った場合
健康への影響を低減するために
内服薬である『安定ヨウ素剤』を医師が処方する場合があります。
市販品としてヨウ素を含んだものはたくさんあります。
ヨードチンキ、うがい薬、のどスプレー、消毒用せっけん、ルゴール液などです。
これらを内服薬である『安定ヨウ素剤』の代わりに飲むのは絶対にやめてください。
理由は以下のとおりです。
・うがい薬などの市販品は内服薬ではありません。
これにはヨウ素以外の成分がが多く含まれ
体に有害な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれます。
・たとえ飲んだとしても、ヨウ素含有量が少なく、放射性ヨウ素が集まるの
を抑制する効果がありません。
わかめ等の海藻にもヨウ素が含まれますが、十分な効果がありません。
・ 含まれる安定ヨウ素が一定ではなく、十分な効果を得られるかは不明です。
・ コンブなどは良く噛まなければならず、消化過程が必要であり、吸収まで
の時間がかかります。
以上のことから
消毒剤やうがい薬などのヨウ素を含んだ市販品は
『安定ヨウ素剤』の代わりに飲んではいけません。
また海藻等を食べても十分な効果はありません。
『安定ヨウ素剤』を医師が処方するものです。
原子力災害などの緊急時に
指定された避難所などで服用指示があった場合のみ
服用してください。
東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識
平成23年3月14日 13時50分更新
1.原子力発電所の事故により、周辺地域の住民が気をつけることは何ですか。
(1) まずは、ラジオやテレビ、あるいは市町村からの情報(広報車や防災行政無線、有線放送など)から情報を入手します。正しい情報に基づいていないものもありますので、うわさには惑わされないようにします。地方自治体から、屋内待避あるいは避難の指示があった場合は、速やかに対応して下さい。
(2)屋内待避の場合、窓やドアを全て閉め、換気扇を止めるなどして、外からの空気が入らないようにします。次の指示が出ることもありますので、情報には十分気をつけてください。
(3)避難する場合は十分時間の余裕があるので落ち着いて行動します。
(4)避難区域内の作物については、安全が確認されるまでは、摂取を控えてください。
2.住居から避難するときには、何に気を付けたらよいですか。
(1)放射性物質を体内に吸い込まないために、屋外ではタオルや木綿のハンカチを折って、水でぬらして固くしぼり、口や鼻を保護してくだい。ほとんどの放射性物質の吸い込みを防護することができます。
(2)帽子をかぶるなど、できるだけ肌を出さないようにしてください。
3.大気中の放射性物質は、人にどのような影響がありますか。被ばくした量との関係についても、教えてください。
大気中の放射性物質は、地表面や建物などに沈着して、環境中にとどまることがあります。この場合、放射性物質の沈着した飲料水や農作物を摂取することにより、放射性物質を体内に取り込む場合があります。
また、大気中の放射性物質は、直接吸入することもありますので、外出するときには、直接吸入しないように口や鼻を保護してください。
放射線に被ばくすると健康に影響を及ぼすことがありますが、その影響の有無と種類は被ばくした量で違います(図)。被ばくした放射線量が、例えば 100mSv(ミリシーベルト)以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。また、被ばくした放射線量が高いほど数年後から数十年後にがんになる危険性が高まると考えられますが、その危険性は、例えば100mSv(ミリシーベルト)の放射線量で0.5%程度です。これは喫煙や食事などの生活習慣を原因とするがんの危険性よりも数十分の一程度低い値で、過度に心配する必要はありません。
4.安定ヨウ素剤の服用について
放射性ヨウ素を体の中に取り込んでしまった場合(内部被ばく)には、避難所等で配布される安定ヨウ素剤を指示通りに服用することが重要です。
これは体の中にはいると甲状腺に集積するので放射性ヨウ素が入る前や直後に安定ヨウ素剤を服用し、放射性ヨウ素の取り込みを阻害したり、希釈して甲状腺への影響を低減させようとするものです。
しかし、ヨウ素剤の服用によってはアレルギーなどの副作用をおこす場合もあります。また、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素が体の中に入った場合のみに有効で、外部被ばくや他の放射性核種には効果がありません。
従って、服用の必要があるかないかは、環境中への放射性ヨウ素の放出量から受ける被ばく量を推定し、医学的観点から決定すべきものです。
5.報道で伝えられる数値の意味を教えて下さい。
・100,000cpm(双葉避難所で避難住民の靴から測定された値)
報道で伝えられている100,000cpmについて、一般的に放射線測定に使われているGMサーベイメータで測定したと想定した場合、表面汚染レベルは、400Bq/cm2となります。
ただし、測定する機器が異なった場合には、有感面積・機器効率が違うため、計算結果は同じにはなりません。
核種をヨウ素-131と想定し皮膚に付着した場合には、皮膚の吸収線量率の試算は次のとおりです。
皮膚表面汚染密度1Bq/cm2あたりの皮膚吸収線量率(nGy/h)は、ヨウ素-131の皮膚の深さ70μmのとき、係数は1319(nGy/h)/(Bq/ cm2)となり、皮膚(深さ70μm)の吸収線量率は0.53(mGy/h)となります。
皮膚の除染を行うことにより、吸収線量率はさらに小さくなります。
ヨウ素-131の半減期は8日です。汚染は、入浴や皮膚の代謝交換によって除かれると考えられます。
皮膚障害は2~3Gy以上で紅斑がでますので、0.53(m Gy/h)ではまったく問題がありません。
・1015マイクロシーベルト(3月12日午後 福島原子力発電所正門付近で測定された空間線量率の値)です。1時間この場所に居つづけると、1015マイクロシーベルト(1.015ミリシーベルト)の被ばくとなります。
原子力発電所に関して定められた一般の方の一年間の線量限度は1ミリシーベルト/年です。しかしこの限度量を超えたからといって、健康影響があらわれるというものではありません。一般に生活しているだけで、自然界から被ばくしている線量は、1年間で2.4ミリシーベルトです。世界の高線量地域では10ミリシーベルトという場所もあります。(参考図)
6.福島県に住んでいます。福島県を通りました。
・影響はありませんか?
放射性物質が放出されたことが報告されていますが、すでに国や県が万が一に備えて、必要な住民の方には屋内退避や避難を実施しています。これは、放射性物質からの被ばくや放射性物質が体表面や体内に入らないようにするためです。どのようなルートで福島県を通過されたかによりますが、1015μSv/hが測定された3月12日に正門近くで1時間立ちつづけたとしても1ミリシーベルトですから、健康影響を心配する必要はありません。
・何をしたらよいでしょうか?
避難や退避勧告の対象となった地域の住民以外の方や、旅行などで短期的に福島県を訪れた方は、基本的には何もする必要はありません。
<参考> 放射線の単位
・シーベルト(Sv)
人体が放射線を受けた時、その影響の度合いを測る物差しとして使われる単位。
・ベクレル(Bq)
放射能を表す単位。1ベクレル(Bq)は、1秒間に1個の放射性核種が崩壊することである。
・グレイ(Gy)
放射線が当たった物質が吸収した放射線のエネルギーで表される放射線量。1Gyは物質1kg当たりに1ジュール(J)のエネルギーが吸収されることを意味する。
◆東京都健康安全研究センターホームページ ◆
都内の環境放射線測定結果
測定場所:東京都新宿区百人町
健康安全研究センターでは、年間を通して環境中の放射線量の測定を行っています。
今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて
都民の皆様の健康不安を解消するため
最新の測定結果をホームページで提供しています。
現時点においては健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心ください。
市販のうがい薬やヨードチンキなどを飲むことを勧める根拠のない情報が見られますが
絶対にやめてください。
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放射線医学総合研究所サイトをご覧ください。
↓
放射線医学総合研究所サイト
携帯ではサイトが見れないかもしれないので、
文章を転載させて頂きました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
福島第一原発の放射能について
分かりやすいように、まとめてみました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆独立行政法人放射線医学総合研究所ホームページ◆
東京都健康安全研究センターのホームページで、
都内での環境放射線測定結果を確認することができます。
2011年3月15日
一般的な除染の方法(水が利用できる方へ)
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関し、
被ばく等の可能性をご心配になられている方は、
先ず、以下のことを行っていただきます様お願い致します。
汚染があったとしても、
以下の処置でかなりの程度放射性物質を洗い落とすことが出来るはずです。
洋服、靴をぬいでビニール袋に入れる。
布やウェットティッシュなどで拭いとる(ふきとった布などはビニール袋に入れて捨てる)。
シャワーが利用できる方は以下のことを行ってください。
1、髪をシャンプーする。
2、顔を洗う。(石鹸、ボディソープ)
3、体を洗う。耳の中、爪の間も洗う(石鹸、ボディソープ)。
4、洋服は洗濯するか、気になるようでしたら捨てるのがよいでしょう。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関し、
被ばく等の可能性をご心配になられている方は、
先ず、以下のことを行っていただきます様お願い致します。
汚染があったとしても、以下の処置である程度の放射性物質をふき取ることができます。
ふき取った後は、汚染が広がることはありません。
1、洋服、靴をぬいでビニール袋に入れる。
2、布やウェットティッシュなどで拭いとる(ふきとった布などはビニール袋に入れて捨てる)。
2011年3月15日
<放射線被ばく等に関するお問い合せ電話番号>
一般の方は、下記番号にお問い合せ下さい。(対応時間:8:30~17:15)
090-5582-3521
090-4836-9386
ただし、回線が十分に確保できていないため混み合うことが予想されますが、ご了承下さい。
ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません。
-インターネット等に流れている根拠のない情報に注意-
平成23 年3 月14 日(月)
独立行政法人 放射線医学総合研究所
放射性ヨウ素が大量に体の中に入った場合
健康への影響を低減するために
内服薬である『安定ヨウ素剤』を医師が処方する場合があります。
市販品としてヨウ素を含んだものはたくさんあります。
ヨードチンキ、うがい薬、のどスプレー、消毒用せっけん、ルゴール液などです。
これらを内服薬である『安定ヨウ素剤』の代わりに飲むのは絶対にやめてください。
理由は以下のとおりです。
・うがい薬などの市販品は内服薬ではありません。
これにはヨウ素以外の成分がが多く含まれ
体に有害な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれます。
・たとえ飲んだとしても、ヨウ素含有量が少なく、放射性ヨウ素が集まるの
を抑制する効果がありません。
わかめ等の海藻にもヨウ素が含まれますが、十分な効果がありません。
・ 含まれる安定ヨウ素が一定ではなく、十分な効果を得られるかは不明です。
・ コンブなどは良く噛まなければならず、消化過程が必要であり、吸収まで
の時間がかかります。
以上のことから
消毒剤やうがい薬などのヨウ素を含んだ市販品は
『安定ヨウ素剤』の代わりに飲んではいけません。
また海藻等を食べても十分な効果はありません。
『安定ヨウ素剤』を医師が処方するものです。
原子力災害などの緊急時に
指定された避難所などで服用指示があった場合のみ
服用してください。
東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識
平成23年3月14日 13時50分更新
1.原子力発電所の事故により、周辺地域の住民が気をつけることは何ですか。
(1) まずは、ラジオやテレビ、あるいは市町村からの情報(広報車や防災行政無線、有線放送など)から情報を入手します。正しい情報に基づいていないものもありますので、うわさには惑わされないようにします。地方自治体から、屋内待避あるいは避難の指示があった場合は、速やかに対応して下さい。
(2)屋内待避の場合、窓やドアを全て閉め、換気扇を止めるなどして、外からの空気が入らないようにします。次の指示が出ることもありますので、情報には十分気をつけてください。
(3)避難する場合は十分時間の余裕があるので落ち着いて行動します。
(4)避難区域内の作物については、安全が確認されるまでは、摂取を控えてください。
2.住居から避難するときには、何に気を付けたらよいですか。
(1)放射性物質を体内に吸い込まないために、屋外ではタオルや木綿のハンカチを折って、水でぬらして固くしぼり、口や鼻を保護してくだい。ほとんどの放射性物質の吸い込みを防護することができます。
(2)帽子をかぶるなど、できるだけ肌を出さないようにしてください。
3.大気中の放射性物質は、人にどのような影響がありますか。被ばくした量との関係についても、教えてください。
大気中の放射性物質は、地表面や建物などに沈着して、環境中にとどまることがあります。この場合、放射性物質の沈着した飲料水や農作物を摂取することにより、放射性物質を体内に取り込む場合があります。
また、大気中の放射性物質は、直接吸入することもありますので、外出するときには、直接吸入しないように口や鼻を保護してください。
放射線に被ばくすると健康に影響を及ぼすことがありますが、その影響の有無と種類は被ばくした量で違います(図)。被ばくした放射線量が、例えば 100mSv(ミリシーベルト)以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。また、被ばくした放射線量が高いほど数年後から数十年後にがんになる危険性が高まると考えられますが、その危険性は、例えば100mSv(ミリシーベルト)の放射線量で0.5%程度です。これは喫煙や食事などの生活習慣を原因とするがんの危険性よりも数十分の一程度低い値で、過度に心配する必要はありません。
4.安定ヨウ素剤の服用について
放射性ヨウ素を体の中に取り込んでしまった場合(内部被ばく)には、避難所等で配布される安定ヨウ素剤を指示通りに服用することが重要です。
これは体の中にはいると甲状腺に集積するので放射性ヨウ素が入る前や直後に安定ヨウ素剤を服用し、放射性ヨウ素の取り込みを阻害したり、希釈して甲状腺への影響を低減させようとするものです。
しかし、ヨウ素剤の服用によってはアレルギーなどの副作用をおこす場合もあります。また、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素が体の中に入った場合のみに有効で、外部被ばくや他の放射性核種には効果がありません。
従って、服用の必要があるかないかは、環境中への放射性ヨウ素の放出量から受ける被ばく量を推定し、医学的観点から決定すべきものです。
5.報道で伝えられる数値の意味を教えて下さい。
・100,000cpm(双葉避難所で避難住民の靴から測定された値)
報道で伝えられている100,000cpmについて、一般的に放射線測定に使われているGMサーベイメータで測定したと想定した場合、表面汚染レベルは、400Bq/cm2となります。
ただし、測定する機器が異なった場合には、有感面積・機器効率が違うため、計算結果は同じにはなりません。
核種をヨウ素-131と想定し皮膚に付着した場合には、皮膚の吸収線量率の試算は次のとおりです。
皮膚表面汚染密度1Bq/cm2あたりの皮膚吸収線量率(nGy/h)は、ヨウ素-131の皮膚の深さ70μmのとき、係数は1319(nGy/h)/(Bq/ cm2)となり、皮膚(深さ70μm)の吸収線量率は0.53(mGy/h)となります。
皮膚の除染を行うことにより、吸収線量率はさらに小さくなります。
ヨウ素-131の半減期は8日です。汚染は、入浴や皮膚の代謝交換によって除かれると考えられます。
皮膚障害は2~3Gy以上で紅斑がでますので、0.53(m Gy/h)ではまったく問題がありません。
・1015マイクロシーベルト(3月12日午後 福島原子力発電所正門付近で測定された空間線量率の値)です。1時間この場所に居つづけると、1015マイクロシーベルト(1.015ミリシーベルト)の被ばくとなります。
原子力発電所に関して定められた一般の方の一年間の線量限度は1ミリシーベルト/年です。しかしこの限度量を超えたからといって、健康影響があらわれるというものではありません。一般に生活しているだけで、自然界から被ばくしている線量は、1年間で2.4ミリシーベルトです。世界の高線量地域では10ミリシーベルトという場所もあります。(参考図)
6.福島県に住んでいます。福島県を通りました。
・影響はありませんか?
放射性物質が放出されたことが報告されていますが、すでに国や県が万が一に備えて、必要な住民の方には屋内退避や避難を実施しています。これは、放射性物質からの被ばくや放射性物質が体表面や体内に入らないようにするためです。どのようなルートで福島県を通過されたかによりますが、1015μSv/hが測定された3月12日に正門近くで1時間立ちつづけたとしても1ミリシーベルトですから、健康影響を心配する必要はありません。
・何をしたらよいでしょうか?
避難や退避勧告の対象となった地域の住民以外の方や、旅行などで短期的に福島県を訪れた方は、基本的には何もする必要はありません。
<参考> 放射線の単位
・シーベルト(Sv)
人体が放射線を受けた時、その影響の度合いを測る物差しとして使われる単位。
・ベクレル(Bq)
放射能を表す単位。1ベクレル(Bq)は、1秒間に1個の放射性核種が崩壊することである。
・グレイ(Gy)
放射線が当たった物質が吸収した放射線のエネルギーで表される放射線量。1Gyは物質1kg当たりに1ジュール(J)のエネルギーが吸収されることを意味する。
◆東京都健康安全研究センターホームページ ◆
都内の環境放射線測定結果
測定場所:東京都新宿区百人町
健康安全研究センターでは、年間を通して環境中の放射線量の測定を行っています。
今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて
都民の皆様の健康不安を解消するため
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現時点においては健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心ください。
Posted by Pure Rose Nail Selection at 15:59
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